粋な指輪

　　　　今回のこのリングは中央の厚みとサイドの厚みが違っていたり、

　　　　ゆるいVの字なのですが、

　　　　上部のカーブより下部のカーブの方が

　　　　若干大きいのです。

　　　　その少しの違いで、優しく、温かみのある丸みが出ています。


　　　　すべてお客様のご希望に沿って作らせて頂いたリングですが、

　　　　お二人もこの丸みのように、

　　　　優しく、温かみのある方達でした。


　　　
　　　　江戸時代　江戸っ子は着物の表地が地味であっても、

　　　　裏地をカラフルにしたり、模様を入れたりしたと聞きます。

　　　　そんな粋を江戸っ子は楽しんでいたのだと思います。


　　　　一見普通のリングのようですが、

　　　　実はすごくこだわっている。

　　　　このリングにもそんな江戸っ子のような粋なおしゃれを感じました。


　　　　最後に新郎様が

　　　　「作るの楽しかった」と言って頂けました。

　　　　最高の嬉しい言葉です。


　　　　ありがとうございました